「国境の長いトンネル」を抜けて新潟県に入ったところにある越後湯沢温泉。川端康成の『雪国』の舞台です。鎌倉時代初期の開湯で、江戸時代には宿場町として栄えました。上越線開通後は新たな源泉も掘られ、スキーリゾートとして発展しました。日本一といわれる魚沼産コシヒカリの産地であり、おいしいお米と地酒が歓迎してくれます。
観光としては、スノーシーズンとグリーンシーズンで様変わりします。スノーシーズンであれば、「どこのスキー場にするか」で考えることになるでしょう。初心者向け、上級者でも満足できるゲレンデ、あるいはソリ専用ゲレンデや、キッズパークが整備されているゲレンデもあります。グリーンシーズンには、高原リゾートとして、アクティビティが多くあります。
川端康成も入ったという「山の湯」など外湯めぐりも楽しめます。5つの外湯に入れる共通券が各町営温泉施設または湯沢町観光協会で販売されています。