青森の奥座敷とも呼ばれる浅虫温泉。古くから知られた温泉で、中世には「麻蒸」と表記されていました。弘前藩では領内の温泉地18箇所のうちの1つとして、藩主もよく立ち寄る温泉でした。海辺にあり、海に浮かぶ小島から弘前半島を遠望できる風景、繁華な雰囲気などから「東北の熱海」とも呼ばれました。高浜虚子、太宰治、棟方志功など文人も縁のある温泉です。
海水浴やウインドサーフィン、ヨット、釣りといったマリンレジャーを楽しめるビーチリゾートです。森林浴で人気の遊歩道ではバードウォッチング、ハイキング、観湾台からの眺望も楽しめます。そのほか展望風呂を備えた道の駅や、浅虫水族館など遊びどころがいろいろあります。
浅虫温泉駅の東側は昔ながらの温泉街、西側はアメリカ西海岸のようなビーチリゾートと、雰囲気が分かれています。