江戸時代から知られた温泉ですが、明治時代に温泉宿が設けられて保養地・観光地となった登別温泉。以来、日本有数の人気温泉地となりました。自然湧出量は1日1万トンで、さまざまな泉質の温泉が湧いています。クスリサンベツ川の谷にある温泉街に飲食店・土産物店が並んでいます。地名の語源はアイヌ語の「ヌプル・ペツ」(水色の濃い川)に由来しています。
火口跡である地獄谷は多数の噴気孔からガスと白濁した温泉が湧き出していて、登別の代表的な景観となっていますので、まずはこちらを散策しましょう。また温泉街からロープウェイで登った先にあるのぼりべつクマ牧場も見逃せない見どころです。少し離れますが登別伊達時代村も。
入浴剤などでおなじみの「登別カルルス」は、登別温泉の温泉地からさらに8kmほど奥へ進んだ場所にある別の温泉です。