開湯600年の歴史ある湯処、湯田温泉。肌によく馴染むやわらかな温泉は湯量も豊富です。高杉晋作や伊藤博文、坂本龍馬ら維新志士たちが訪れ、日本の未来について密談などをしていた場所で、彼らが入った湯もあります。ほか詩人の中原中也や種田山頭火などゆかりの文人も。盛り場として多くの人が集まる温泉街があって、飲食店やネオンの店が並びます。
湯田温泉駅の隣駅が山口駅で、県庁所在地の市街に湧く温泉。山口の観光拠点となっています。瑠璃光寺の五重塔など、室町時代の大内文化を物語る史跡から、現代アートを発信する山口情報芸術センター、美術館に博物館などさまざまな見どころがあります。
温泉発見のきっかけとなった白狐のエピソードにちなみ、白い狐の「ゆう太くん」「ゆうこちゃん」がマスコットとなっています。駅前にも大きな白狐の像も立っています。